理事長挨拶

理事長 渡邉信夫 皆さまには、日頃より当財団の業務活動に格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

 当財団は、昭和30年代から中小企業問題の解決を畢生の事業として取り組んでおられた故鮎川義介氏(創立者・初代理事長)が、当時の中小企業団体代表者や全国の中小企業事業主の方々から経営の安定化や従業員の福利厚生の充実を図るための共済制度を望む多くの声に後押しされて、昭和41年3月に設立されました。爾来、共済制度を通じて中小企業従事者の福祉の増進と中小企業の振興に寄与すること、さらには中小企業団体の組織強化に貢献することを基本理念として、今日に至っております。

 当財団は、中小企業事業主の相互扶助の精神にもとづき実施する各種共済制度を各中小企業団体が取りまとめたものを、当財団で共済事業を集約して大集団を構成し、一括して保険会社と保険契約を締結して運営しています。当財団の運営および各中小企業団体における共済事業の推進に要する費用は、保険会社から支払われる所定の手数料と、共済掛金に含まれる運営事務によって支弁しますが、当財団は運営実費相当額の受け入れに止め、その相当部分を各中小企業団体に事務手数料として還付しております。当財団は、「中小企業従事者と中小企業及び中小企業団体のために」を事業活動の原点におき、一つ一つの仕事に真心を込めて丁寧に、安全と安心・確実と誠実・協力と協同を目標に行動をしております。

 平成27年度は、当財団の創立50周年にあたります。これまでの軌跡を祝うとともに、当財団の更なる飛躍を目指し、記念事業ならびに記念式典を計画しております。

 役職員一同、一層の発展と新たなる高みを目指して精進してまいりますので、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 菊池 弘

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